じゃがいもの知識

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販売のページをアップしたいのですが、なかなか上手く行かなくて手こずっています。
季節の詰め合せの販売中なので、ご連絡くださいね。
今は完熟期で美味しい品種が沢山ご用意ありますよ。

さて、 私達の農場では、個人のお客様の他に、沢山の小売店さんや飲食店さんとのお付き合いがあります。

プロの料理人さんとのお付き合いは、農業者としての知識の他に、料理の知識も必要で、
「農業者の本分としての料理の知識」を持つことを心がけています。

私が考える「農業者の本分としての料理の知識」とは、熟成による味わいの状態はもちろん、揚げる、蒸す、ローストする、マッシュする・・などの加工適性の理解です。

じゃがいもは、甘くなると焦げやすくなるし、蒸かして美味しいものは煮崩れしやすい、蒸かして水分の高いお芋は煮込むと美味しい等、ある意味一丁一旦な部分もあるんですよね。
また、熟成によって常に変化する為に、味や加工適性の確認は一冬中追いかけっこです。

栽培中の気候は勿論、最近は秋(9月~12月)の気温も影響して、温暖化は味にも影響が出るんですよ。
毎年毎年、熟成の筋道は変わるので、法則性が無い分、味や状態の確認は繰り返さなければなりません。

プロの料理人さんに「今、×××の料理に使いたいピッタリなお芋を探しているんだけど・・」と言われると、発送までの短い時間に、目ぼしい品種をピックアップし、キッチンでとことん料理適正の試験もします。
ちょっと大変だけれど、投げかけて頂けると自分の知識にも繋がりますしね。
どの品種で一番ご満足いただけるか調べる事は、自分の勉強になります。
それに、私達の農場には品種という切り札が多い分ご提案もしやすいので、皆さんの反応もダイレクト。
それ故、こうした品種選定は私自身、相当に楽しい仕事です。

それともう一つ大切なのは、プロの方でも好みは人それぞれですから、選んでお届けした品種がその方にマッチしたか・・など、会話の積み重ねで結果を導き出す事です。

料理人さんそれぞれの作品の完成に向けてピッタリの切り札をご提案する事で、その方の頭や味覚感の中にある理想形に少しでも近づけることが出来たら嬉しい事ですね。
やっぱり全ては、人対人の会話だと思います。

こうした事はプロの方だけではなく、一般のお客様にも当てはまります。

お客様のお好みは品種もお料理も千差万別です。
肉じゃが一つとっても、極甘?すっきりとした味わい?とろける様な粘りのある舌触り?ホクホク粉質?
好みって、一人ひとり皆さん違うんですよね。
私達の農場はほとんどがリピーターのお客様なので、この品種が美味しかった!というお声を伺うと「じゃあ、この品種もお好みかもしれませんよ」などと、話も広がります。
美味しいものの話程楽しいものはないと思いませんか?
お昼前や夕方の電話でお客様と盛り上がるとついついお腹が空いてしまいます。
この楽しさを味わうと、ホームページのネット販売がますます遠のいてしまいます。
もっとも、これは常に変化のある熟成じゃがいもを販売している上での事ですが。


全ての方が、お好みの品種やお芋に纏わる一食一食やお料理を楽しんで頂けると嬉しいです。

今年はカラーじゃがいもの水分が低め。美味しい年となりました。
写真は、先日行ったティスティングの様子です。
繰り返しのティスティングや加工適性のチェックで、皆さんに的確なアドバイスが出来る様頑張りますね!  

村上 智華 担当 電話受付・販売

熟成させたじゃがいもの味や質を見極め、販売時期を決める仕事を担当しています。お電話では、個人のお客様からプロの方まで、品種ごとの熟成状態をご説明したり、料理合わせのご提案をしております。お客様と人として寄り添い合い、長いお付き合いを築けたらと思っています。

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