栽培から始まり、貯蔵熟成させることで花開く、 それぞれの本来の味と風味 私たちのじゃがいもの味は、畑で茎葉の命を全うさせて完熟後に収穫、さらに貯蔵・熟成を経て初めて仕上がります。 粉質でホクホクとした新じゃがが美味しいのは、じつは特定の品種のみ。多くの品種は新じゃが期に味の個性を発揮できません。 それぞれの品種を本当に美味しく食べるためには、品種に合った貯蔵・熟成をさせて、味の花を開かせる事が大切です。 どの土で、どんな栽培を経たか。そして、どの様な貯蔵によって、どのような熟成を遂げるか。 こうした一つ一つの条件でじゃがいもの味は大きく変わります。ジャガイモの味は収穫後も作り育てるものなのです。 [じゃがいものお話] 栽培と熟成 美味しく食べる 品種と特性